弁理士を目指そうと思った理由
はじめまして。
わたしは都内の特許事務所で特許技術者をしています。1児の母です。
もともとは超安定な大企業の研究所で開発をしていましたが、仕事を辞めて弁理士を目指しました。
そして、先日弁理士試験に合格しました。いまは弁理士登録待ちです。
まずは、「なぜ超安定な会社を退職して、弁理士を目指そうと思ったのか?」についてお話しします。
理由は2つあります。
1.難関資格を取得して、自分に自信をつけたかったから。
2.独立が可能な資格を取って、自由に働きたかったから。
1については、わたしは超ネガティブで、極端に自分に自信がない性格であることに起因します。
自分に自信がないことで、生きづらさを感じていました。嘘でもいいから、なんとか自分に自信をつけたい、と思っていました。
ある時、主人が「国のお墨付きである国家資格を取れば、ちょっとは自信がつくんじゃない?」とアドバイスをもらいました。
そこで、当時のわたしは理系の難関資格といえば弁理士だと思い、予備校の弁理士講座の情報を集めました。
LECに弁理士講座で人気の先生がいるということでその方のガイダンスに参加することにしました。
その先生の授業は、軽快でテンポの良いしゃべりで、受講者を飽きさせないものでした。ガイダンスでその先生の入門講座を受けようと即決しました!
2は、今の働き方を続けることに不安がありました。
当たり前のことかもしれませんが、企業の研究所で、特に実験を伴う仕事ですと、毎日の活動拠点は、基本的に実験施設になります。
働くために毎日この時間にこの場所に居なくてはいけないということに、違和感を感じていました。
自由な働き方をしたいとは思いつつも、仕事を辞めて起業するなどという勇気もプランもありませんでした。
ただ、将来的には独立もしやすい資格を取っておけば、こんな私でも人生の選択肢を増やせて、自由な働き方をすることができるかもしれない、と思いました。
今は特許事務所に勤務しているので、毎日同じ拠点で働いていますが、知財の専門家としての実力をつけて将来的にはもっと違う働き方もしてみたいなと思っています。
弁理士試験に合格して、いつでも弁理士登録できるという立場になったので、前よりかは転職へのハードルは低くなりました。
そういう意味では、自由な働き方にほんの少しだけ近づいたかなぁと思っています。
以上、わたしが弁理士を目指そうと思った理由でした!